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... and stuff.

上限・下限の厳密さ

物事を考えるときに建設的な議論をするためには,疑問の真偽以外にも程度を考えるする必要がある.立てた仮説が正しいか間違っているかという答え以外にも,それがどのくらい多いのか少ないのか,どのくらい効果があるのかないのか,どのくらい可能性があるのかといったことを考えることによって,より具体的な疑問を積み重ねやすくなる.しかし,仮説によってはそれが厳密には答えられない場合がある.そういった場合に有効な概念が「上限・下限」だ.考えられる範囲を制限することによって,極端な例に傾くことを防ぐことができる.

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殆ど人の受け売り.制限を加えることで新しい答えを導くことができることもある.まあ上限下限含めて,こういった類は数学の世界だと定石なんだろうけど.
デザイン思考とかそこら辺の話でもよく出てくる話だと思って少し書き出してみた.