.yag_ays_history

... and stuff.

今更ながらAamzonを最近よく使うようになって,「こいつなら信用できる」ってレビュアーを探してるけど,なかなか見つからない.取り敢えず自分が読んだ本に関してレビューをひと通り見て良さそうなレビュアーを抽出するのを繰り返してるけど,イマイチ突出した人にヒットしないのよね.「ふーん,そんな感じなんだ」で終わってあんまり意外性が無いというか,内容以外の部分で分野の中での位置づけとか歴史とかまで書いてる人がなかなかいない.それにamazonはレビュアーの検索機能が乏しいからネットサーフィンみたいに渡り歩くのも難しいし.コメント機能はあってもそんなに議論が発展しているわけでもないし.

そうしているうちに,そもそもレビューって何なのさって話になって,あらすじ書いて内容をなぞってるだけでもつまならいし,けちょんけちょんに貶してるレビュー見ても萎えるだけだし,評価の星の価値なんてall or nothingくらいにしか使えないし,だんだん良くわからなくなってくる.自分も本の感想をblogに書いたりしてるけど,いつもどういう風に書けばいいかわからないまま書いてるし,そのあたり自分でも定まってないのに人様のレビューを判断できるのかという感じで,結局何を見て線引きしているのか或いは線引きなんてしてないのか境界がぼやけてくる.

本のガワだけ見て判断するのと,権威ある人の推薦に頼って判断するのと,大衆の意見を採用するのと,当てずっぽうでランダムに選ぶのと,どれがいいんだろう.残念な本を読んだ時に八つ当たりできるだけ人に頼ったほうがマシとか考えたり,ランダムなんだから五分五分だろうと自分を納得させたり,うーん最終的に大切にしてるの内容の質じゃないじゃんって感じで終わりそう.そういえば秘書問題なんてのがあったけど,あれは判断する数が決まってないと使えなかったし,Amazonで商品を見るのはランダムじゃないしなー.あとはベイズ的に条件付き確率を考えてp of いい本に当たる given ほにゃららは...ああもういいや.

はい,もっと乱読せよとのことですね.